適塩ライフを始める前に必要な事

適塩ライフを始めるようと思っている方へ

このブログを読んでくださっているということは、減塩に関心がありますね。
健康の維持のためでしょうか?
ご自身のためでしょうか?
ご家族のためでしょうか?

特にご病気で必要に迫られて塩分の管理をしている方は、一時的な減塩ではなく、長い間続けていくことが必要です。毎日の三度の食事、これからどうしたらいいの?
計ったり計算しながら料理するなんて無理…と途方に暮れないでくださいね。ご心配無く!パターンを決めて慣れたらそれほど難しいものではありません。計算も暗算でできる程度の物です。軽い脳トレだと思ってください。
(しおっちママはだんだん暗算が苦手になってきましたが・・・)

適塩ライフを意識するだけでも確実に以前より塩分を摂る量は減りますから、最初から完璧を目指さずに、肩の力を抜いて進めていきましょう!

適塩ライフを始める時に必要な物 その1

適塩ライフを始める時にまず用意して欲しい物
計量スプーン
適塩の基本はどのくらいの塩分が自分の体に入っているかを把握する事が大切です。
味付けの為の調味料は塩分が多く含まれますので、この量をしっかり把握することが必要になります。
適塩ライフで塩分の量を管理するには目分量でパラパラ~、チョイチョイ~は避けていただきたいです。自分が思っているよりたくさん調味料が入ってしまいますと、塩分を控えているつもりでも口に入る事になります。

そこで活躍するのが計量スプーンです。
大匙、小匙、小匙1/2の物がセットになって販売されている事が多いです。
すりきり棒が付いている物もあります。
3本セットになっている計量スプーンの場合、注意していただきたいのが小匙1/2の容量のスプーン。
これを「小匙」と間違ってしまう事が時々見られます。(確かに一番小さいですからね・・・)
スプーンをよ~く見ていただくと15、5、2.5と数字が書いてあると思います。
「15」の物が大匙で容量は15mlです。
次に「5」の物が小匙で容量は5mlです。(中匙ではないですよ~)
最後に「2.5」の物は小匙1/2の2.5mlの容量です。”小匙1/2”を計る時に便利です。
正式名称はなんていうんでしょう?小々匙?
間違ってサイズを使ってしまうと正しく計る事ができません。

料理本や巷のレシピで表示されているのはこの数字です。もし「間違ってたわ」という方は、これを機に正しいスプーンのサイズと容量を覚えてくださいね!

スーパーの日用品コーナーや100円均一のお店にもあります。調理中に何度か使うことが多いので2セットくらいあると便利かと思います。

あともし手に入ればそろえて欲しい物。1mlを計る事ができる「ミニスプーン」。
お塩1gが計れるサイズです。
少量の塩を使う時にあると便利です。
しおっちママのおすすめです。

 

適塩ライフを始める時に必要な物 その2

計量カップ

スープやお味噌汁などを作る時、出汁やお水を計るのに重宝します。

しおっちママのお味噌汁、スープの作り方には適塩にする為にちょっとしたポイントがありますので、こちらも用意をしていただけると便利です。

適塩ライフを始める時に必要な物 その3

はかり(デジタルスケール)

1家に1台はお持ちだと思います。
はかりは塩気の強い食材を使う時に必要です。(もちろん材料を計る時にも使いますよ)

塩分控えめの食事作りでは漬物など塩分の高い物、干物、加工食品は控えましょう!と言われますよね。でもしおっちママの考えは、基本的に「食べちゃダメ」という食材は無いと考えてます。
あれはダメ、これはダメと使えない食材があって、いつも同じ食材ばかり使っていると食卓もマンネリ化してしまいますよね。

要はその食材にどのくらい塩分が入っていて、その食材を食べる事によってどのくらいの塩分が私たちの口に入るかを掴んでおいて、基準量を越えなければOKなのです。
そのためにもはかりは必要です。

※塩分高めの食材の上手な利用法はまたおいおいお伝えしていきますね。

 

適塩ライフを始める時に必要な知識 計量スプーンの使い方

さあ、ここまで読んでくださった方は、もう手元に計量スプーンはありますね。
では正しい計量スプーンの使い方を説明します。

塩、顆粒の調味料、味噌の計り方

それでは、まず塩小さじ1杯を計ってみましょう~!

  1. 塩を山盛りすくいます。
  2. すりきり棒を垂直にして、山盛りになっている部分をサッと払い落とします。
  3. おめでとうございます!
    これで小匙1杯分の塩を計り取るができました。
    お塩の種類で測り取れる量が少し違います。
    あら塩(しっとりした天然塩など)塩は小匙1杯5gになります。サラサラしたお塩は同じ計り方で6gになります。
    大さじ1杯はあら塩だと15g、サラサラのお塩では18gです。ミニスプーンを使うと1gの塩が計れます。味つけに塩を大量に使う事はあまり無いので、しおっちママの家では小匙とミニスプーンが良く登場します・・・ミニスプーンは塩の容器に入れっぱなしにしています。

顆粒のコンソメや中華だしも同じ要領で測ります。
・顆粒コンソメ 小匙1杯2.5g(塩分は1.1g)
・顆粒鶏がらだし 小匙1杯2.5g(塩分は1.1g)
※メーカーによって多少異なる事もあります

お味噌も同じ要領で測ります。スプーンでお味噌を山盛りすくい、すりきり棒を垂直にして余分なお味噌を落とします。
米みそ(信州みそなど)は小匙1杯6g(塩分は0.7g)、大匙1杯18g(塩分は2.1g)です。
※お味噌は種類も豊富で塩分の量も様々です。ご家庭でお使いのお味噌のパッケージ表示を見ていただく事をお勧めします。

醤油、ソースなど液体の調味料の計り方

  1. 調味料をスプーンに注ぎ入れます。(目線をスプーンに合わせて計るとより正確です)
  2. 表面張力でほんの少し山盛りなったところでストップします。
    ・醤油 小匙1杯 6g(塩分は0.9g)、大匙1杯 18g(塩分は2.7g)
    ・ウスターソース 小匙1杯 6g(塩分は0.5g) 大匙1杯 18g(塩分は1.5g)
    ・オイスターソース 小匙1杯 6g(塩分は0.7g) 大匙1杯 18g(塩分は2.1g)
市販の調味料はパッケージに塩分の表示があります。塩分については大匙1杯〇g、小匙1杯〇gと書かれている物もありますし、100gや100mlあたりの量が書かれている物もあります。
調味料はスプーンで測る事が多いので、よく使う物は小匙1杯や大匙1杯に何gの塩分が含まれるか計算してラベルに書いておくと良いかもしれません。

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